【映画感想】『翔んで埼玉』全力かつ本気で大人が悪ふざけする茶番劇!「埼玉dis」コメディ!

こんにちは、峰晃です。

 

先日2/22(猫の日ですね!)に公開された「翔んで埼玉」を観てきましたので、感想をしたためたいと思います。

 

途中までネタバレなし、記事下部でネタバレ有の感想です!

 

あ、原作はこちらになりますが、自分はまだ未読です。(映画デザインじゃない装丁が……ほしくて……)

 

あらすじ

埼玉県の農道を、1台のワンボックスカーがある家族を乗せて、東京に向かって走っている。
カーラジオからは、さいたまんぞうの「なぜか埼玉」に続き、DJが語る埼玉にまつわる都市伝説が流れ始める――。

その昔、埼玉県民は東京都民からそれはそれはひどい迫害を受けていた。
通行手形がないと東京に出入りすらできず、手形を持っていない者は見つかると強制送還されるため、
埼玉県民は自分たちを解放してくれる救世主の出現を切に願っていた。

東京にある、超名門校・白鵬堂学院では、都知事の息子の壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が、埼玉県人を底辺とするヒエラルキーの頂点に、
生徒会長として君臨していた。
しかし、アメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)の出現により、百美の運命は大きく狂い始める。

麗は実は隠れ埼玉県人で、手形制度撤廃を目指して活動する埼玉解放戦線の主要メンバーだったのだ。
その正体がばれて追われる身となった麗に、百美は地位も未来も投げ捨ててついていく。

2人の逃避行に立ちはだかるのは、埼玉の永遠のライバル・千葉解放戦線の一員であり、壇ノ浦家に使える執事の阿久津翔(伊勢谷友介)だった。
東京を巡る埼玉vs千葉の大抗争が群馬や神奈川、栃木、茨城も巻き込んでいくなか、伝説の埼玉県人・埼玉デューク(京本政樹)に助けられながら、
百美と麗は東京に立ち向かう。果たして埼玉の、さらには関東の、いや日本の未来はどうなるのか――!?

  --公式サイトより

 

というわけであらすじから狂気が満ち溢れていますが、本編はこんなもんじゃなく狂ってました。(褒め言葉)

 

原作は『パタリロ!』で有名な大御所、魔夜峰央先生。こんな埼玉disマンガを描いていますが、ご本人は新潟出身です。

 

一時期流行った、地方ネタ・県内の地域抗争をネタにした作品です。が、発表されたのは1982年。(原作マンガは2015年に復刊されています)

 

その頃から埼玉県民に劣等感的な自覚があったのかは、当時の埼玉県民のみぞ知るという感じですが、とはいえこんな風に作品になっているからには、そんな感じの空気がやはりあったんでしょうね。

 

いまでも東京のベッドタウン的なポジションの強い埼玉県が、その郷土愛で大都会東京に反旗を翻す。そんな作品です。

 

シンプルに言うとすごく王道(な気がしてくる)んですが、根本設定からぶっ飛び狂ってるので細かいことを何も考えず、冗談を冗談として笑い飛ばせる人にお勧めします。

 

寛大な心でご観覧くださいって注意書きもありますからね!

 

ストーリー感想(ネタバレなし)

 

二階堂ふみが可愛すぎて男子に見えなかった。

 

原作イラスト的にもほとんど女の子だし、そういう意味では限りなく原作に近づけたキャスティングなので文句はまったくないのですが!

 

「最高位の東京都民」壇ノ浦百美と、「一見埼玉県人には見えない埼玉県人」麻実麗が身分違い(?)ながらも惹かれ合い、埼玉解放に向けて百美の父、壇ノ浦建造ひいては東京に反旗を翻すわけですが、

 

かわいい女の子(に見える男の子)と顔の綺麗なイケメンが超絶大真面目にサイタマサイタマ言ってたらそりゃ面白いに決まってるんですよ。

 

当然の道理が通じない世界に彼らは生きているので、とにかく観て肌で感じろ、頭で理解するもんじゃない、としか言いようがないんですが

 

むちゃくちゃおもしろいのは確かです。鑑賞後の余韻はキンプリに近いものがありました。

 

 

(※注釈 キンプリ=『KING OF PRISM by Pretty Rhythm』のこと。映画の応援上映という概念を生み出したに等しい怪作。鑑賞した人のほとんどが「面白かったけどあらすじが一切説明できない」という状態に陥る。自分も鑑賞したが、案の定あらすじを説明しろと言われたらできない。一応、男子のスケートショーのようなものの話、のはず)

 

『大物集めて何やらせてんだよ……』と鑑賞中に我に返ることは許されません。

 

エンドロールが終わるその時まで、埼玉パワーにひたすら殴られ続けることになるのです。

 

本当にエンドロールまでが『翔んで埼玉』です。はなわの「埼玉県のうた」は最後まで聞くんだぞ!

 

いい意味で裏切られることなく、予告映像で受ける印象の勢いそのままで最後まで駆け抜けるので、予告にぴんときたらとりあえず観に行きましょう。

 

こちらの公式サイトのTrailerから見られます。

映画『翔んで埼玉』公式サイト
原作:魔夜峰央(まやみねお) 累計発行部数62万部突破! 『翔んで埼玉』奇跡の実写映画化決定! 前代未聞!愛と爆笑の“埼玉ディス映画”遂に始動!! 2019年2月22日(金)ロードショー

 

↓↓ここから下は内容に触れたネタバレ感想になります↓↓

 

 

 

 

ストーリー感想(ネタバレ有)

 

いやーーーーーーひどかった。(全力の褒め言葉)

 

大人がね、本気の力を傾けて全力で悪ふざけしたらそりゃ面白いもんが生まれるってもんですよ。

 

百美と麗が遊園地で遊ぶシーンの撮影場所がロックハート城(所在地:群馬県)なのはわかる人にだけわかる高度なギャグなんでしょうかね。

 

と思ったら、ロケ地がそもそも栃木とか茨城とか神奈川だったらしいです。埼玉とは……???

 

埼玉dis映画といいながらナチュラルに群馬・栃木・茨城と他関東圏をdisっていくのもいい。東京の驕りをより強調しますね。

 

特に群馬はインターネット上で秘境・グンマーとネタにされるのをより誇張した感じの密林っぷりでした。

 

ちなみにそのグンマーをピックアップした『翔んで埼玉』と方向性が似ているマンガもあります。

 

 

みんな好きねこういうの。

 

東京と蜜月の神奈川県知事(演:竹中直人)はめちゃくちゃ楽しそうでしたね……崎陽軒のシュウマイ弁当は確かにウマイ。

 

あとそうそう、忘れちゃいけないのが麗(GACKT)と阿久津(伊勢谷友介)の濃厚なキスシーン。

 

百美とのキスもさらっとしている程度だったのになんでこんなネッチョリやる必要があるんですかねえ……。

 

と思ったらGACKTさんの趣味だそうです。おいこら面食い。

 

【イベントレポート】「翔んで埼玉」公開!GACKTは伊勢谷友介と「どうしてもキスしたかった」
魔夜峰央原作による実写映画「翔んで埼玉」の初日舞台挨拶が、本日2月22日に東京・丸の内TOEIで行われた。

 

自分は何を見せられているんだろう……とじわじわと笑いがこみあげてくるんです。

 

なんか挙げてったらキリがないんですが、やるシーンやるシーン笑っちゃうんですよ大真面目に変なことしてるから。

 

そんな『翔んで埼玉』、気になった方はぜひ劇場へ。ついでに原作マンガも読みましょう。

 

 

それではまた。

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