【マンガ感想】衛宮さんちの今日のごはん 1巻【後半】

 えみやごはん1巻感想、後半です。
 

・6話 はじめてのハンバーグ

 はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー尊い話!!!!!!!!!!!!!!
 取り乱しました。幼い頃の藤ねえと士郎、そして、ハンバーグが好物の、じいさんこと、切嗣のお話。
 穏やかなこのえみやごはんの世界であっても、ほぼ唯一といっていい、いなくなることが確定している切嗣との、穏やかなある日の思い出です。
 つまり第四次聖杯戦争があったこともほぼ確定なんですよねこれ……。
 
 シンプルなごちそうのハンバーグ。しっかり肉汁を閉じ込めて、おいしく作るのが難しいレシピですね。
 自分はナツメグとかパン粉とか全部入ったハンバーグ粉みたいなのでしかほぼ作りませんが、きちんと玉ねぎを炒めるところから作った丁寧な士郎のハンバーグは格別おいしいことでしょう。
 
 さりげなく、切嗣との思い出の料理を作っているところに他ならぬイリヤがやってくるのも、ほんの少しの悲しいエッセンスが、このエピソードに深みを与えています。
 
 

・7話 さらりと頂く冷やし茶漬け

 水着回!!!!と思いきや一瞬で終了!!!!
 わくわくざぶーんを楽しんできた士郎、セイバー、凛。凛が疲れと暑さでとけてしまって食欲がわかないので、さらりと頂ける夕飯を士郎が作るお話です。
 しれっと衛宮家では出汁が作り置きされていることが発覚。いやまあ士郎なら普通にやってそうですが、一般家庭ではちゃんと出汁をとったりしないし、ましてや作り置きなどしない! ……ですよね?
 
 お茶漬けってあたたかいもの、というイメージが強いので、冷やし茶漬けはちょっと新鮮でした。冷やごはんに出汁やお茶をかけて具をのせて食べるなら、「出汁をとる」というハイパー手間作業をカウントしなければ手軽に用意できるメニューですね。夏場の暑さで何もかもやる気が失せる季節に、これは確かにうれしいかも。
 
 

・8話 遠坂さんの五目炒飯

 遠坂さんちの大掃除。えみやごはんでは徹底的に士郎とアーチャーを会わせない(あるいはアーチャーの顔は明確に出ない)ようになっていて、遠坂邸の掃除にも関わらずアーチャーはどこかへ出かけています。
 何気なく心を打ってくる、凛と桜がごく普通に姉妹としてふるまっている姿。雁夜おじさん、ここが理想郷だよ……。
 
 レシピは凛の得意料理、中華の五目炒飯。炒飯も手軽ですが、家で作ろうとするとお店のようにパラパラとした食感にするのが難しい料理ですね。
 自分ちではツナ缶の油を使ってそのまま炒めるツナ玉子チャーハンがよく作られます。自分は祖父直伝レシピの、みじんぎり玉ねぎがメイン具材の、塩こしょうとマヨで味付けするチャーハンが好きです。
 
 

・9話 秋の味覚 -キャスター和食修行編-

 この話すっっっっっごく好きなんです……。 というより、たぶん葛キャスが新婚してるのが好きなんだと思います。
 キャスターが小耳に挟んだ里芋の煮っ転がしなる料理。葛木先生に食べてもらうため、士郎に頼みこんで若奥様は料理に挑戦します。
 最初はキャスターを警戒していたセイバーも、士郎印のおいしい煮っ転がしと、キャスターの純粋な食べてもらいたい気持ちにあてられてしまうのがかわいいです。
 
 今回のレシピは4品の大盤振る舞い。里芋の煮っ転がしにくわえ、さんまの塩焼き、味噌汁、小松菜の和え物と和食としてばっちりの一膳です。
 柳洞寺に帰ってから自力でキャスターが作ったら、レシピ通りにしたのにちょっと違う……っていう感じ、料理初心者あるあるですね。今後キャスターにはさらに腕を磨いていただきたい! でも葛木先生はそんなの気にしていないといいますか、既にキャスターの手料理を気に入ってる節が……ありがとう葛キャス。
 
 

・番外編①-1 こだわりのふっくらおにぎり

 ある晴れた日のこと。いつものメンツこと、士郎、セイバー、凛、桜、ライダーでピクニックのお話。
 なんでもない穏やかな日の番外編なので話自体も短めですが、こんななんでもない日が尊くなるのがFateというもの……。
 しっかり読むとさりげなくおにぎりをふっくらおいしく握るコツが描かれてます。おにぎりって手軽だけど、手軽ゆえにわざわざ手間暇かけておいしく握ろうって思う機会がないですね……。
 

・番外編①-2 野菜と海鮮のサクサクかきあげ

 タイトルはかきあげ、レシピもかきあげですがメイン料理は流しそうめん。セイバー、藤ねえイリヤのそうめん争奪戦に凛も混ざる夏のある日のお話。
 流しそうめんをうらやましそうに見る、小さな士郎を覚えている藤ねえはさすが藤ねえといいますか……。
 
 レシピのかきあげはホタテの貝柱が入ってるのがひじょーにおいしそうでいいです、普通に食べたい。
 天ぷらの中でもかきあげはほんとに好きなんですよ~。
 
 

・番外編② セイバーさんの今日のおやつ

 

 此度は我らが腹ペコ王こと、食べる専門のセイバーさんがおやつに挑戦!
 ほんの5ページのお話ですが、普段士郎に料理してもらってばかりのセイバーが、頑張って料理に挑戦する姿はなんと微笑ましいこと。(えみやごはんで料理するメンツはだいたい手慣れてるので、キャスターと並んでかわいらしく見えます)
 
 メニューは普段料理しない人でもできる!桜イチオシのホットケーキ。しかし慣れてないわりにひっくり返すのがうまいセイバー……あ、でも練習してたんでしたっけね。
 
 
前半はこちら。
 
 

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