こんにちは、峰晃です。
今回は一時期Twitterなどで話題になった青春”新”純愛マンガ、『青のフラッグ 1巻』の感想です。
こういう「攻めた」(これが攻めたと言われる時代も悲しいものがあるんですが)作品が最近増えてきていて喜ばしい限りです。
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あらすじ
一之瀬太一は、なぜか苦手と感じる空勢双葉、幼馴染でリア充な三田桃真の2人と同じクラスになる。
ある日、双葉から桃真への恋心を打ち明けられ、協力してほしいと頼まれた太一は……!?
青春に染まりゆく3人の新”純”愛物語、開幕!!
――1巻裏表紙より
舞台設定としては非常にシンプルでオーソドックスな、高校生の学生生活です。
高校3年生の春。主人公の一之瀬太一(いちのせたいち)は、最近は疎遠になっていた幼馴染の三田桃真(みたとうま)と、一度も話したことのない、苦手意識のある空勢双葉(くぜふたば)と同じクラスになります。
ひょんなことがきっかけで双葉と言葉を交わした太一は、
双葉が桃真を好きなこと、仲良くなりたいと思っていることを知ります。
最近はあまり話さなくなったとはいえ、桃真のことをよく知っている太一は、双葉が桃真と仲良くなるための協力をすることになります。
太一なりにいろいろ考え、双葉と一緒に実行に移しますが、思っていたようにはいかずとも少しずつ桃真とも仲良くなっていきます。
しかし、双葉が失敗をしながらも、太一の言われた通りのことを試して桃真と仲良くなろうとするのを見て、双葉の友人、伊達真澄(いたちますみ)に問われます。
「アンタ何様?」
「安全圏で指示出して傷つくのは双葉だけ」
「あんた何したいのよ」
常識を覆し、自分の価値観を見つめなおす
いやぶっちゃけた話、1巻のあらすじだけを読んでいくと別にどうってことはない、よくある青春マンガなんですよね。
しかし1巻ラスト。屋上で言葉を交わす桃真と真澄に、この物語はただごとではないと思い知ります。
真澄は太一から聞いた「桃真の好きなタイプの人」を挙げて言います。
「黒髪しか合ってないでしょ」
「だってあんたの本当に好きな人って」
ここから最新刊(※現時点で5巻)までで、一度も桃真の好きな人はだれか明示されていません。
ですが流れから「太一である」と察することができます。
そして真澄も、桃真の反応に対して「私と一緒だね」と返します。
『青のフラッグ』は、女→男、男→男、女→女、(そして続刊では男→女)とあらゆる関係性を内包した作品なのです。
1巻ラストでこの想いの関係性を明かす構成も見事。
ここで『青のフラッグ』というタイトルの意味が回収されるんですね。
次巻では
2巻はすこーしだけ仲良し度の上がった四人。
そのままの関係性が続きますが、桃真の提案で体育祭の応援団の副団長をすることになった太一と双葉の関係が少しだけ変化する様と、
真澄の苦悩の片鱗、そして桃真の甲子園への挑戦、と盛りだくさんの内容です。
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それではまた!
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