【BL小説感想】神々の淫宴

 

神々の淫宴 (二見書房 シャレード文庫)

神々の淫宴 (二見書房 シャレード文庫)

 

 発売日、もう一年も前なんですねこれ。

BLです。店頭で帯の狂気っぷりに惹かれて購入しました。

「兄上の活火山を、メルクの泉で鎮火して」

「空中合体にエレクトと連動する火山活動、ひと突きごとに起こる天変地異。三兄弟神による人知の域を超えた特濃エロス!」

 ……特濃エロスがどうとかよりも、この詰めこまれすぎてどこからつっこめばいいのかわからないパワーワードのオンパレードの方が気になってしょうがなくないですか? 私は気になりました。

 

 内容としては、主人公の月の神メルクを、その兄神と弟神ふたりがとりあった末に3Pにもつれこむ感じの普通のBLです。いやプレイがまったく普通ではないんですが!

 帯の文章の空中合体からはじまり、合体中に一行動起こすたびにマジで天変地異が起きるんですよ。ほんとに火山は噴火するしそれを潮噴いて雨にして収めるんですよ。これが開始20ページです。ここまでくるともう次は何が来るかワクワクしてきます。

 弟神が小さくなって主人公の中に(物理的に)入ってくるのも目を剥きましたが、正気か? と思ったのはやっぱりアレですね。尻でもちをつきはじめた時ですかね。

 尻もちついたとかギャグじゃなくて本当に文字通り尻でもちをつくんです。尻で。もちを。二回言いますけど正気か?

 あとがきを読む限り、作者の今井真椎さん(このペンネームもほんとふざけた感じで好きです)もクレイジーだと思っていたようで安心しました。これを大真面目に書いてるとは思いたくなかったです。よかった。

 ただ、空中合体シーンはギリシャ神話で実際に存在するようです。前々から思ってはいたけどギリシャ神話ほんとやべえな……俗物の塊かよ……。

 

 BLだけど何も考えずにゲラゲラ笑えて謎の元気が出てくるタイプの作品です。

 

神々の淫宴 (二見書房 シャレード文庫)

神々の淫宴 (二見書房 シャレード文庫)

 

 

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