【アニメ録】ガイコツ書店員本田さん7話 A「おしえて!取次さん」B「書店員ごった煮飲み会」

こんにちは!峰晃です。

今週もガイコツ書店員本田さんの感想です!

いつもが書店の裏話なら、今回は書店の裏裏話ってところでしょうかね!

A「おしえて!取次さん」

取次。それは本の問屋さん。

世の問屋さんと同じく、取次さんも出版社と書店との本の流通を円滑にするため、届けるべきところに本を届けるため、日々頑張っています。

が!

取次というものは、書店にとって恐るべき権力を持っているのです。

それは減数。

作中でも言われていましたが、たとえばめちゃくちゃ売れてて、たくさん在庫を持ったり、店頭で大きく展開したい本があるとします。

そのために100冊注文しました。実際に来たのは3冊でした。

これがまかり通るのは、取次さんがお店を選んで出荷する数を絞っているからなのです。

えてして大きな書店に優先的に在庫は送られ、小さな書店は問い合わせ殺到に絶望する。

ある意味、出版業界の仕組みそのものが業界の末端の首を締めて腐らせていっていると言っても過言では……げふんごほん。

しかし取次さんがいないと、膨大な出版社とのやりとりでとてもじゃないですが書店側が回らなくなってしまうのもまた事実。

電子書籍の扱いも含め、業界そのものが変わっていかなければならない段階にいるんですけどねえ……。閑話休題

ちなみに取次さんは日販とトーハンという2社でほぼ占められています。

ここに地方流通センターをはじめとした細々とした取次さんが続きます。

基本的に、小さな書店では日販とトーハンのどちらかをメイン取次に、もう片方をサブにして、小さな取次さんはしょっぱなからスッパリ切るなどもしていると思います。

元ネタ作品

キングオブプリズム(冒頭映画)

自分も観に行ったが、「確かにおもしろいのだが、どこがおもしろいとか何がよかったを言語化するのが非常に難しい」という怪作。

ちなみに今話冒頭の黄色い歓声は応援上映といい、映画に対してリアクションを取れる(ライブシーンでサイリウムを振るなど)ように配慮された上映のこと。意外とノれる。

ポーの一族

名探偵コナンカラーイラスト全集1994-2015(見た目は子供の人の画集)

B「書店員ごった煮飲み会」

こんなごった煮飲み会は非常に稀な例ですが、話に出てきた中から当然のように飛び出してきたFAXについて取り上げたいと思います。

FAX。もはや懐かしい響きになりつつありますが、書店では発注・出版社からの新刊案内・広告などほとんどがこれです。

取次のサイトから発注もできるのですが、出版社への発注はもっぱらこれか電話になります。(直接サイトから頼める出版社もあります)

自分は期限ギリギリまで新刊発注FAXを溜め込む迷惑なやつだったので、その日のうちに全部返せるのは本当にすごいと思います……。

取次さんがやたら嫌われているのは、ここにも関わってきたりします。

FAXである新刊を20冊、出版社に注文しました。それが取次を通り、5冊に減数されて入荷します。

新刊でもあるんです、減数が。

絶対売れるって書店側がわかっていても、取次の采配しだいで明らかに足りないとわかる数しか入荷しない……。

規模が小さかったり、地方書店だとよくある光景です。

書店側が減数を見越して必要な数が20冊でも50冊頼んでおく、とかもよくあります。

そしてそういう時に限って満数やってきて、在庫を余らせて返品します。

次回

話数も進み、次回からは原作3巻の内容へと踏み込んでいきます。

8話はA「ホンヤハイイゾ」B「入っていい棚だめな棚」C「それいけ!アザラシさん~密かなる野望~」

デジタル時代になりつつある現代に、書店という存在について考える時ーー!

来週も楽しみですね!

それではまた!

6話の感想はこちらから。

【アニメ録】ガイコツ書店員本田さん6話 A「秘められし力を持つ者」B「ぼくらのフェア戦争」 – ゴモクマ書跡

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